減薬は計画的に

白い錠剤

イフェクサーのような抗うつ剤というのは一度飲み始めたらそのまま永遠に飲み続けるのではなく、うつ病の症状が軽減していくにつれて薬の量を減らす「減薬」という物を行う必要があります。
この減薬を行う際に問題となるのが「離脱症状」という物になります。
薬を飲むことでセロトニンやノルアドレナリンの分泌量を増やしてうつ症状を改善する事が出来ますが、量を減らすことによってどうしても分泌量が減ってしまします。
その為、今までは起こらなかった耳鳴りや頭痛といった体の異変や、一旦は治まった筈のうつ症状が再発する、離脱症状というのが起こってしまうのです。

離脱症状が起こってしまうとどうしても「薬を飲まないといけない」「これからずっと薬を飲み続けながら生きて行かないといけない」と考えてしまい、薬に精神的に依存してしまう可能性が出てきてしまいます。
その為、減薬を行う際は離脱症状を可能な限り起こさないように慎重に行っていく必用があるのです。
うつ病の治療を行う際、投薬開始から減薬を完了させて薬を飲まなくても良い状態にするまで1年ほどかかると言われています。
その為、非常にゆっくりとしたペースで薬の服用量を減らす、服用量は同じでも内容成分量を減らしていく、といった形で減薬を行います。

長い間薬を飲んでいるとだんだんと「これがないといけない」という気持ちになってきますが、いつかは飲まなくても大丈夫にするために今薬を飲んで治療を行っている、という事を常に忘れないようにして治療を行うようにしましょう。